紫メガネさんの作品一覧

一樹君の恋人は天使なんです

総文字数/76,544

恋愛(キケン・ダーク)104ページ

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 宗田ホールディングの息子である宗田一樹は、母の影響から弁護士になった。  日本で弁護士になり、25歳で渡米して国際弁護士を目指し29歳で見事合格。  30歳になって日本へ帰ってきた。  日本に帰ってきて駅前に個人事務所を構え、従業員を雇って小規模ながらも頑張っている一樹は、ちょっといかつい俺様タイプ。  クールな切れ長の目に、髪は短髪でスポーツマンタイプで、大学まではずっとバスケをやっていて国体にも出るくらいだった。  がっちりした体つきで、188cmある身長で、まるでモデルのような一樹を見ると、通り行く女性はみんな足を止め振り返る。  しかし一樹はずっと「女はめんどくさい」と言って、誰とも交際をすることがなかった。    そんな一樹が、日本に帰ってきて2年半過ぎた頃。  毎朝ジョギングしていた一樹が、人気のない公園で、大きな木の上からスーッと降りてきた1人の女性に出会った。  雪のような白い肌に、綺麗な金色の髪をショートにした、まだ幼い面影のある女性。  黒いロング丈のワンピースに身を包んだその女性を見た瞬間、一樹は「天使だ」と呟いたくらいだった。  それからしばらくして。    一樹の事務所に1人の男性社員が入社してきた。  末森悠(すえもり・ゆう)25歳。  175cmのスラッとした、可愛い系のイケメンで、アメリカ人と日本人のハーフだという悠は、眼鏡をかけて堅物そうに見えるが、どこか不思議な感じで、周りからもちょっと注目されていた。    一樹は悠に出会って、あの公園で出会った天使のような女性を見たときと同じ感覚を覚えた。  何故か気になってゆく悠に、今までにない感情が込みあがってゆくのを感じた一樹。  無意識のうちに気にかけていた一樹は、ある日ひょんな事から悠のある秘密を知ってしまった。  その事がきっかけで、一樹は気持ちを抑えきれず悠に想いを告げたが、「あんたなんか大嫌い! 」と言われふられてしまった。    だが…その言葉に一樹はどこか違和感を感じた…。    一樹が恋した人は天使か?悪魔か? それとも?  見えない世界が見える一樹と天空界からきた天使の信じられない不思議なラブストーリーが今始まる…。
夏樹と空の恋物語

総文字数/45,573

恋愛(純愛)56ページ

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 世界を股にかける大手企業宗田ホールディングには、様々な困難を乗り越えて愛を築いてきた歴史があった。  いつもピンチを乗り越えて、幸せを手にしてきた宗田ホールディング。  今回のお話しは、復讐から始まった恋物語。  宗田ホールディング現社長、宗田忍58歳になった忍は双子の男の子と可愛い女の子に恵まれ幸せに暮らしている。  息子の夏樹は現在30歳。  社長の忍を支えて副社長として、宗田ホールディングを支えている。  優しいイケメンの夏樹は、女子社員にかなりモテているが、25歳の時からずっと特定の人を作らず結婚話しにも耳を傾けない。    そんな夏樹はちょっと変わっている。  人に見えないものが見えたり、直感が強くちょっとした過去や未来が見えたりする。  そんな夏樹が、新入社員の藤野山 空(ふじのやま そら)に一目ぼれした。  だが空は何故か夏樹を避けてゆく。  ある日。  夏樹は駅前で空と営業部長の佐久間力也が会っているのを目撃した。  親密そうな2人はホテル街へと消えていった…。  まさか不倫?   胸騒ぎがした夏樹は、2人の関係を止めなくてはと思った。  しかし空は夏樹が近寄ると逃げてしまい、どうすることもできないままだった。  そんな時、力也と待ち合わせのため、駅前の時計台の前にいる空を見て夏樹は声をかけた。  声をかけてきた夏樹に、いつもとは違う態度をとる空。 「私は犯罪者の娘ですから力よらないで下さい…」  冷たく言い放つ空。  しかし夏樹は 「…知っているよ。…藤野山さんのお母さんが、ずっと教えてくれていたから」  と言った。 「ずっと、気になってみていたんだ。藤野山さん…好きだよ…」  突然告白され、空は頭が真っ白になってしまい何も言えなくなった…。    犯罪者の娘と言う空。  全てを見抜いているような夏樹。  そしてある事件のカギを握っている力也。  全ては13年前のある事件から始まっていた!  愛か復讐か? それとも…?        
嘘つき社長と天使の恋物語

総文字数/57,250

恋愛(純愛)70ページ

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 大手コンサルティング会社の社長・森沢悠大(もりさわ・ゆうた)は25歳で結婚したが、2年後に妻と子供を事故で亡くし「もう二度と誰とも結婚しない、恋愛もする気はない」と言って13年間ずっと1人で頑張って来た。  忙しくしている中で寂しい気落ちも悲しい気持ちも紛れていたが、大手企業の社長である悠大が1人で居るのはもったいないと周りが再婚をすすめてくる事が、悠大をイライラさせていた。  悠大が40歳になったある日。  また悠大をイライラさせる再婚話しが来た。  13年間もずっと再婚話しを聞かされて嫌気がさしていた悠大は、周りを黙らせるために適当に縁談話を受けた。      結婚に愛なんていらない。  うるさい周りを黙らせればそれで。  そう思って再婚した悠大。    悠大が適当に選んだ再婚相手は水森嶺亜(みずもり・れいあ)25歳。  弁護士になって2年目で、いつも引き受ける仕事は市役所などで行われる無料相談が多い。  父と母は2年前不慮の事故で亡くなっている。    残されたのは姉の芹那(せりな)と嶺亜だけ。    そんな嶺亜と悠大が結婚して。    悠大の秘書兼用身の回りの世話をしてた男性が急病になり、新しくやってきた若い男性・澤村和也(さわむら・かずや)がやって来た。    和也は森沢家に住み込みで働くことになった。  クールなイケメンで俺様タイプの和也は、悠大に気を使うことなく言いたい事を言い、言葉遣いも容赦がない。  和也が来てから、悠大はモヤモヤしたり、ヤキモキしたり・・・  自分の気持ちがわからなくなった。 「いつまでも泣いてんじゃねぇよ! 死んだ人間は、生きている人間が幸せになる事が嬉しいんだ」  和也にそう言われて悠大は目が覚めてゆく・・・。  嘘つき社長の悠大とちょっと変わった嶺亜の運命の結婚から始まる恋。  そして、時空を超えてやって来た愛する我が子が果たしたかった本当の犯人への復讐?  愛と憎しみ・・・その果てにある壮大なラブストーリー。  
逆転結婚~ブサイクだって結婚したい~

総文字数/45,871

恋愛(純愛)60ページ

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   それはある1本の電話から始まった。 「私と結婚して下さい」  と見知らぬ番号からの電話で言われた宗田忍(そうだ しのぶ)27歳。  宗田ホールディングの副社長で、ちょっとシレっとしたイケメン。  驚いた忍だが 「いいですよ、喜んで」  と、あっさり承諾してしまった。 「お名前を教えて下さい」  と忍が尋ねると。 「里田樹利亜(さとだ・じゅりあ)です」    と答えた女性。  名前を聞くと胸が熱くなり、忍は会う日取りまで決めてしまった。   そして。  さっそく会ってみると…  電話の女性、樹利亜は驚くほどのブサイクな女性だった。  二重顎で浮腫んだ顔に腫れぼったい目をして、鼻はだんご鼻で唇もタラコ状態。  唯一体系だけはほっそりしていた。  背が高く男性並みに見える女性。  樹利亜を見て忍は。 「お会いするのを楽しみにしていました」  と言って、記入してきた婚姻届けまで見せた。  樹利亜はあまりにもイケメンな忍に逃げようとしていたが、トントン拍子に入籍まで進んでしまい、引け目を感じていつも殻に閉じこもっていた。  樹利亜は結婚後も仕事を続けているが、毎日朝早く夜が遅い。  お金が必要と言っている樹利亜には、なんだか何か秘密があるようだ。  イケメン副社長の忍とブサイク女の樹利亜が出会って、逆転するラブストーリーがはじまった。
グリーンピアト物語~地底の皇女と地上の皇子~

総文字数/70,654

ファンタジー101ページ

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   王妃ジュリアルの弟である皇子マロンディスは23歳の時、南グリーンピアトに散策に行った時崖から転落して怪我をした。  その時マロンディスを助けたのは、真冬の雪の中、青いノースリーブのミニスカートのワンピースに白いレースのショールを羽織った素足の少女。 綺麗なブロンドのボブヘヤーで透き通る赤い瞳をしていた。  苦痛の中目を覚ましたマロンディスは、見た瞬間にその少女に恋をしてしまった。  しなやかな優しい声で「大丈夫ですか? 」と声をかける少女を見た瞬間、マロンディスは怪我の痛みも忘れてしまうくらい胸がキュンとなった。  痛みを忘れ、マロンディスは薄着の少女に「そんな格好じゃ風邪をひく」と言って、自分が着ていたダウンジャケットを羽織らせた。  そのまま気を失ったマロンディスは、目が覚めたら見た事がない世界にいた。  太陽が随分遠くにあり、とても薄暗いのに暖かい光で灯されている静かな場所。  モダンな建物のお城に少女と少女の母が住んでいた。  少女の名前はシルビア、そして母はミネバと言う。    2人がいる世界は地の底にある地底だった。  死者を弔い魂を鎮魂させる場所でもあると言われた。  酷い怪我は殆ど治りかかっていて、体力が回復するまでの数週間、マロンディスは地底で過ごしていた。     地底で過ごす中、マロンディスはシルビアに恋する気持ちが、抑えきれないくららい膨らんでいた。    元気になってきたマロンディスを、そろそろ地上へ返さなくてはならなくなった日・・・。  シルビアは母ミネバの言いつけで、地底での事をマロンディスの記憶から消すために、眠っている間にこっそりやって来た。  記憶を消そうと、マロンディスに額をつけようとしたとき。  マロンディスが目を覚まして、気づけば唇が重なっていた・・・。    6年後。  マロンディスは地底での記憶を消されて、地上に戻りグリーンピアト城で、次の王位継承者の為、ティミスの下で学に励んでいた。  あれからマロンディスは南グリーピアトの貴族令嬢ディアンナと結婚して、第一皇女パティーナも産まれて幸せに暮らしている    ある日。  パティーナの実の母親と名乗る女性がお城にやって来た。  その女性を見たマロンディスは・・・。           
副社長の初めての相手は誰?

総文字数/69,492

恋愛(純愛)90ページ

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 宗田ホールディングの副社長の宗田優輝は、10年前にある事故が原因で林田春美と結婚させられ愛のない夫婦生活を送っていた。  春美は優輝にいつもべったりくっつき、社内でも恋人気分でイチャイチャしているが優輝は冷めた目をしている。  1人娘の絢がいるが、春美は絢にも焼きもちを焼くのか、ちょっとしたことで激怒して酷い暴力をふるって怪我をさせる事も多かった。  絢はいつも「転んだの」と言って春美からやられた事を言わない。  ある日。  社長の優の下に国際弁護士の秋田希歩が訪ねてきて「娘を返してください」と言ってきた。  希歩の話によると9年前、アメリカで出産した時産まれて間もない娘が誘拐された。  ずっと探していてたが見つからないままで、目撃者の証言から日本人らしき女性が連れ去ったと言われていて、9年前、春美がアメリカ社に優輝と一緒に来ていた期間と一致していることが判明し、その時、春美が日本に帰る時に赤ちゃんを連れていた事が判った。  その事をきっかけに調査をしたところ、優輝と春美の子供が養女であることが判明し、9年前に誘拐された希歩の子供の血液型と一致した事が明らかになった。  調査結果をもとに希歩は優の下に出向いて来て「1週間待ちます」と言って帰って行った。  その後。  絢は希歩に返す事を決めた優輝が、絢を連れて病院へ来たところ、忍と言う男の子に出会った。  絢は忍を知っていて、忍も絢を知っているようだった。  そして優輝は忍を見て10年前に心から愛した人を思い出した。    優輝を手にするために憎愛する春美。  心から愛した人をずっと大切に想っていた優輝。  愛する人を封印して生きてゆこうと決めた希歩。  それぞれの愛が真実を明らかにして行く。  その真実は信じられない事実が隠されていた… …  
お試しから始まる恋

総文字数/37,701

恋愛(純愛)52ページ

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 舞台は総有市(そうゆうし)。  どこにでもある都会のような田舎のような、ごく平凡な街並み。  総有高校(そうゆうこうこう)の同窓会で再会した早杉冬子(はやすぎとうこ)と柳田颯(やなぎだ そう)。  颯はずっと冬子に想いを寄せていたが、卒業まで避けられていた為、気持ちを伝えることが出来ないままだった。  同窓会で再会してた冬子は、高校生の時とは違いとってもチャーミングな女性になっていた。  帰り際に冬子に声をかけた颯だったが、冬子は足早に逃げて行った。  あきらめきれずに、颯は冬子が今どうしているのかを他の同級生に聞き、現在は検察局で働いているらしいと情報を掴み冬子を待ち伏せした。  かっちりしたスーツ姿で歩いてくる冬子を見かけ、颯は高鳴る鼓動を押さえながら駆け寄った。 「試しでいいから付き合ってよ」  そう言う颯に冬子は 「試しに付き合ってください」  と言った。  合意した颯と冬子は、その日のうちに一線を越えてしまう。  お試しで付き合う事になった颯と冬子。  颯はマメに冬子に連絡をしているが、冬子からの返事はなかなか返って来ない。  時々電話をしても、いつも敬語で生真面目な話ししかしない冬子。  そんな冬子に颯はますます想いは募り、好きから愛しているという気持ちに変わってゆくのを感じていた。  しかしある日、他の同級生から「早杉冬子はもう死んでいる」という情報を耳にした颯。  そして次々に、颯が仲良くしていた高校生の時の同級生が不可解な死に方をして行く・・・。  不可解な死に方をする前、同級生たちは冬子に会っていたのを目撃されていた。  死んでいると言われる冬子は確かに生きている。  だが高校生の時とは明らかに違う・・・。  いったい何が起こっているのか?     冬子は本当に死んでいるのか?  お試しから始まった恋は、どうなってしまうのか?    
宇宙で一番☆幸せな政略結婚

総文字数/43,521

恋愛(純愛)61ページ

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 政略結婚。  その結婚に愛は存在しない。  結婚してお互いにどんなメリットがあるかどうかだけ考える結婚。  この物語は。  ある日起こった着服事件で、突然襲った会社の危機を救うため、自分の息子を親友の娘と政略結婚をさせたお話し。  結婚式まで一切会わない、写真も見せない、詳しい情報は名前と年齢だけでそれ以上の事は教えない。  その代わり娘と結婚するなら、結納金として50億渡すと、親友から言われて。会社を救うためその条件を飲んで結婚させた、杉森竜太の息子・聖竜と。  父親の為に、お金で買われる結婚を選んだ雪森宗一郎の娘・あるとの。  信じられない驚く、宇宙で一番の幸せな政略結婚を手に入れたお話しです。              
セカンドラブは魔法の味

総文字数/48,102

恋愛(純愛)71ページ

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 魔法とは空想の世界でしか存在しないと言われている。  実際、魔法なんか使える人はいない。  だが・・・魔法と言う言葉が存在していると言う事は実際に存在していた可能性もあるだろう。    この物語は宗田ホールディングの息子、幸弥が愛する妻を亡くして、ずっと1人で娘を育ててきて10年後に心から愛する人にもう一度巡りあって素敵な恋をしたお話です。  幸弥のもう一度愛した女性は顔に大きなマスクをして、左目を長い前髪で隠しているちょっと雑な言葉遣いをする女医、桜本心優(さくらもと・みゆ)。  背が高く男性的に見える心優はいつも周りと距離を置いている、とても暗い女性である。  同僚達も近づこうにも近づけないと言って、必要な事以外は喋らない。  ある日、幸弥が乗っていたタクシーが信号を見落として心優を引きそうになった。  幸いどこも怪我はなかった心優。  しかし幸弥は心優を見た瞬間、胸がドキッと鳴り気になり始めた。  その後も心優に会うたびに幸弥の想いは募ってゆき、溢れた思を心優に告げた。  だが心優は「私は、あんたの奥さんを殺したんだよ。二度と近づくな! 」と言った。  驚いた幸弥だが、その言葉の意味を知って・・・・。  ハンデを背負った女医さんと、妻を亡くしてもう誰も好きにならないと決めていた幸弥が奇跡を起こした恋物語。  そこには信じられない「魔法」があった。
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