エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない
家族でお出掛け
週末、お出掛けの日は綺麗に晴れた。
和は幼稚園に行く日よりずっと早起きをして、梓と和臣を起こしてきたくらいである。
もう完全に冬になって、午前中の早い時間はだいぶ冷え込む。
水筒にあたたかいお茶を入れて、カイロも準備して、ストールなどの防寒になるものもプラスで入れて……。
梓は大きなバッグに装備をたくさん詰め込んだ。
車なので、少々荷物が多くても、そう苦労はしない。
「いってきまぁす!」
自分でも小さなリュックを背負った和の挨拶で、三人は家を出発した。
オートロックではあるが、ちゃんと施錠されているかを和臣が確認して、エレベーターへ向かう。
ピンクのかわいらしいコートを着て、毛糸の帽子をかぶった和は、もうすっかり馴染んだマンション内をずんずん歩いていくので、追う梓と和臣が苦笑してしまうほどだった。
和は幼稚園に行く日よりずっと早起きをして、梓と和臣を起こしてきたくらいである。
もう完全に冬になって、午前中の早い時間はだいぶ冷え込む。
水筒にあたたかいお茶を入れて、カイロも準備して、ストールなどの防寒になるものもプラスで入れて……。
梓は大きなバッグに装備をたくさん詰め込んだ。
車なので、少々荷物が多くても、そう苦労はしない。
「いってきまぁす!」
自分でも小さなリュックを背負った和の挨拶で、三人は家を出発した。
オートロックではあるが、ちゃんと施錠されているかを和臣が確認して、エレベーターへ向かう。
ピンクのかわいらしいコートを着て、毛糸の帽子をかぶった和は、もうすっかり馴染んだマンション内をずんずん歩いていくので、追う梓と和臣が苦笑してしまうほどだった。