凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
攻防戦の果てに
〜琴side〜
私は今サーキットに来てる。
あれから伊吹は言ったとおりレースに向けて動き出した。
まぁ確かにあまり会えないとは言ってたけど、それでも会えてる。
たぶん今までが会いすぎだったのかも。
そしてこうして練習してる所も見に来たら? と言って誘ってくれた。
にしても。
にしても、カッコ良すぎるわ。
普段もめちゃくちゃカッコいいけどさ。
あのレーシングスーツ姿がまたカッコ良いのなんのって。
しかも時折りこっちに手なんか振ってくれちゃって。
無視してくれていいのに。
休憩中も私の所にきて顔を見せてくれるし。
まさかだ。
あの毒舌でただの女好きだと思っていた彼が、こんなに優しかっただなんて。
だって今ではたぶん私より、私の初めてを大事にしてる。
もうとっくに覚悟もしてるし、伊吹に捧げる気満々なんだけどな。
なんか必死に我慢してる。
私は今サーキットに来てる。
あれから伊吹は言ったとおりレースに向けて動き出した。
まぁ確かにあまり会えないとは言ってたけど、それでも会えてる。
たぶん今までが会いすぎだったのかも。
そしてこうして練習してる所も見に来たら? と言って誘ってくれた。
にしても。
にしても、カッコ良すぎるわ。
普段もめちゃくちゃカッコいいけどさ。
あのレーシングスーツ姿がまたカッコ良いのなんのって。
しかも時折りこっちに手なんか振ってくれちゃって。
無視してくれていいのに。
休憩中も私の所にきて顔を見せてくれるし。
まさかだ。
あの毒舌でただの女好きだと思っていた彼が、こんなに優しかっただなんて。
だって今ではたぶん私より、私の初めてを大事にしてる。
もうとっくに覚悟もしてるし、伊吹に捧げる気満々なんだけどな。
なんか必死に我慢してる。