ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
妖精の住処
「あ……れ? ここはどこですか?」
「起きたか、ドワーフの娘よ」
「あなたは、フェンリルさん……あっ、ミュリンデル様は? よかった、すやすや寝てる……」
メイシーは赤ん坊の無事を確認して胸を撫で下ろした。
「おまえはマーレン国の守護妖精に保護された。安心するがいい」
「妖精さん?」
「そうだ。その赤ん坊も妖精だから、妖精に任せるのが良いだろう」
「確かに、安心できますね」
「うむ」
一番常識的なルディが最初に目覚めたのは幸いであった。フェンリルと話しているうちに、メイシーの気持ちが落ち着いたようだ。
「ふにゅ……モフモフ、モフモフ」
ふと見ると、ちっちゃな白い子猫がフェンリルのモフモフしたおなかをふみふみしている。寝相が悪くて尻尾から出てしまったようだ。
「まあ、なんて可愛い子猫ちゃんなの」
メイシーの頬が緩む。
寝ぼけて獣化したエリナは、それはそれは愛らしい子猫の姿になっているのだ。ふわふわの毛は雲のように白く、柔らかな肉球は綺麗なピンク色なのだ。
「起きたか、ドワーフの娘よ」
「あなたは、フェンリルさん……あっ、ミュリンデル様は? よかった、すやすや寝てる……」
メイシーは赤ん坊の無事を確認して胸を撫で下ろした。
「おまえはマーレン国の守護妖精に保護された。安心するがいい」
「妖精さん?」
「そうだ。その赤ん坊も妖精だから、妖精に任せるのが良いだろう」
「確かに、安心できますね」
「うむ」
一番常識的なルディが最初に目覚めたのは幸いであった。フェンリルと話しているうちに、メイシーの気持ちが落ち着いたようだ。
「ふにゅ……モフモフ、モフモフ」
ふと見ると、ちっちゃな白い子猫がフェンリルのモフモフしたおなかをふみふみしている。寝相が悪くて尻尾から出てしまったようだ。
「まあ、なんて可愛い子猫ちゃんなの」
メイシーの頬が緩む。
寝ぼけて獣化したエリナは、それはそれは愛らしい子猫の姿になっているのだ。ふわふわの毛は雲のように白く、柔らかな肉球は綺麗なピンク色なのだ。