永遠を糸で縫い留めて

朝顔

あの青がみたい 空の色でも 海の色でもなく 


紫をひとしずく垂らしたような あの青が 


朝に白い光の輪郭を纏いながら 


女の肌のような しっとりとしたあの花弁を 見たい


雨に濡れて しずくをひとつぶ ふたつぶ まとった あの青を 


そのために私は 朝早く起きるのだ 無理にでも あの子に会うために
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