永遠を糸で縫い留めて

私を孤独な夜から抱きしめて

私を孤独な夜から抱きしめて


いつも苦しくひとりで眠っているの


朝が来ても呼吸がままならない


あなたと離れてしまったからかしら


去年までの私にはもう戻れない


あなたのぬくもりが欲しい


決して離さないでいてほしかった


優しいてのひらの柔らかさを覚えている


もう一度そのてのひらに私を重ねてほしい


ずっと触れていてほしかった


今はもうひとりで生きるしかないのね この長い人生を


ああ 暗闇がやってくると恐怖に襲われる


誰かの声が聴きたい


やっとここから解放されて ひとりになれると思ったのに


また孤独な夜に歌を歌うの


もういなくなってしまった


あなたの空へ届くように
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