永遠を糸で縫い留めて

NANA

真夏の花火を見上げると あなたの歌がいまだに夜空に溶けるの


ねぇ 覚えてる? 私たちが暮らした愛する家


白い壁を汚したのは 私だったのに


あなたは裏切らないでいてくれたね


いちごのグラスはまだ買えない


まだその時じゃないことはわかってる


私も歌いたい あなたのように


ふたつの名前 ふたつの人生


私たちが剥がれるまでの出来事を物語の中で描いて


そこにあった感情は 誰にも気づかれずに 
< 247 / 484 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop