永遠を糸で縫い留めて

金木犀

深い緑の空に まばらに橙が散ったみたいだ


穏やかだが 包み込みようなかほり 夢とはこのような世界なのであろうか


君がそこに立っているのを覚えている まだ冷たくなることも気づかずに 


立ち尽くしていた秋の暁 
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