永遠を糸で縫い留めて
二子玉川の花火
四年ぶりに開催されるという 二子玉川の花火
流れる川の水の音はいつも通り 集まるひとの群れはそのときだけ
黒い夜空に 咲いた花を 満開の時だけでなく
散った瞬間のほうが うつくしいと感じるのはなぜだろう
溶けて儚いそれに 涙を流す
忘れないよ なくなっても
咲きあがった瞬間だけ 時が止まったようだった
金色の花 香りも感触もないのに
私にとっては 唯一の花
流れる川の水の音はいつも通り 集まるひとの群れはそのときだけ
黒い夜空に 咲いた花を 満開の時だけでなく
散った瞬間のほうが うつくしいと感じるのはなぜだろう
溶けて儚いそれに 涙を流す
忘れないよ なくなっても
咲きあがった瞬間だけ 時が止まったようだった
金色の花 香りも感触もないのに
私にとっては 唯一の花