永遠を糸で縫い留めて

銀色

鈍い陽光をはらんだ曇り空


しろがねを掘ろうとする人々


月夜の森を駆ける白狼の毛皮


銀色 私の好きないろ


金よりも主張はなく だが決して褪せてはいない


鋼の心を持って この苦難の人生を生きてゆけたら


銀色の泡 湖の中に浮きあがり 


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