永遠を糸で縫い留めて

奥多摩の湯

奥多摩の湯に足先から浸かってみる

じんわりとした温かさが踝まで上がってくる

私はこの温もりから抜け出せなくなってしまった

やがて薄紅に染まる私の足

清らかなお湯と共に朝を待つ
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