永遠を糸で縫い留めて

関屋

もう終わったことでしょう


あなたと私の恋は


人間関係は一期一会


その時うまくいかなかったら次はもうないわ


でもなぜ 未だにこの胸の奥を燻る炎から目を逸らせられないの


あなたは こんなになってしまった私にも 優しくしてくれるのね


いいひと


もう恋じゃないけれど


あなたとまた別の人生を歩む未来もあるのかしら


白い桜は散っても また春が来れば咲くように


いや 桜と同じようには咲かないけれど


私たちは また別の花として
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