クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい

旅行

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「キャー！　綺麗ー！」

「ククッ、そうだな」

「最高ー！」

私は今、なんと飛鳥とモルディブのリゾート地に来ている。

宿泊先である水上ヴィラからはどこまでも続く青く澄んだ空と、煌めくターコイズブルーのラグーンが広がっている。

なんて贅沢な空間なんだ。

水上ヴィラはまるまる一棟が貸切でプライベート感満載のそれはラグジュアリーな空間で、私の興奮も冷めやらない。

「ほんっとに、最高！」

私は飛鳥に飛び付く。

「なかなか良い場所だな」

「いや本当に、この世？　あの世？　やばいんですけど？」

嬉しすぎてチュチュチュチュっと飛鳥の顔中にキスを炸裂させる。

「フッは、くすぐってぇ」

飛鳥はそんな私を抱き抱えたまま笑っている。