悪役令嬢と誤解され王子から婚約破棄を言い渡されましたが私にどうしろというのでしょう?
アホ王子があまりにもアホすぎてキレそうなんですけど!
「本当に君は性格が悪いな」
性悪なのはおまえだアホ王子!
「リリアと君が2人で話しているところを、ブライが目撃している」
は!?
「なんですって?」
なになに!?どういうこと?
ブライ様、なんでそんなウソをアホ王子に言うの???
「私に身に覚えはございません」
ジェリーナ様即否定。
そりゃそうだよ。私にだって身に覚えがないもん!
「嘘だな。ブライは1ヵ月ほど前に図書館で、リリアと君が話しているところを確かに見たと言っているぞ」
はい?
1ヵ月前…図書館…?
はっ!!!
「あ…」
ジェリーナ様も思い出したみたいだ。
「ほら、身に覚えがあるだろう」
勝ち誇った笑みを浮かべるアホ王子。
確かに、私は1度だけジェリーナ様と話をしている。
話というか、全然取り合ってもらえなかったから、私が一方的に話しただけなんだけど。
アホ王子があまりにも泣き言をいうから、たまたま図書館で見かけたジェリーナ様に「もっとアルノート様との時間を大切になさった方が良いと思います」と、助言をしてしまったのだ。
後から余計なお世話だったとひたすら後悔したけど、まさかブライ様が見ていたなんて…。
バカ!私の巨大バカ!
墓穴掘ってる!自分バカーーーー!!!
性悪なのはおまえだアホ王子!
「リリアと君が2人で話しているところを、ブライが目撃している」
は!?
「なんですって?」
なになに!?どういうこと?
ブライ様、なんでそんなウソをアホ王子に言うの???
「私に身に覚えはございません」
ジェリーナ様即否定。
そりゃそうだよ。私にだって身に覚えがないもん!
「嘘だな。ブライは1ヵ月ほど前に図書館で、リリアと君が話しているところを確かに見たと言っているぞ」
はい?
1ヵ月前…図書館…?
はっ!!!
「あ…」
ジェリーナ様も思い出したみたいだ。
「ほら、身に覚えがあるだろう」
勝ち誇った笑みを浮かべるアホ王子。
確かに、私は1度だけジェリーナ様と話をしている。
話というか、全然取り合ってもらえなかったから、私が一方的に話しただけなんだけど。
アホ王子があまりにも泣き言をいうから、たまたま図書館で見かけたジェリーナ様に「もっとアルノート様との時間を大切になさった方が良いと思います」と、助言をしてしまったのだ。
後から余計なお世話だったとひたすら後悔したけど、まさかブライ様が見ていたなんて…。
バカ!私の巨大バカ!
墓穴掘ってる!自分バカーーーー!!!