極上御曹司からは逃れられない運命でした
家族
〜司輝side〜

凛花と付き合いだしてすぐに俺は結婚願望が芽生えた。

どう考えても、凛花との未来しか思い描けない。

運命すら感じてる。

付き合ってから凛花はだいぶ素直に甘えてくれるようになった。

それが最高に嬉しい。

挑発的な凛花も、甘えん坊の凛花も全部可愛い。

いろんな顔を見るのが楽しい。

いつも新しい感情を教えてくれて、日々更新されていく。

そして早々に俺は婚約指輪を買いに行った。

そんなある日、凛花の様子が少しおかしな事に気がつく。

様子を伺うも原因がよく分からない。

いつも通りっちゃいつも通りにも見える。

でも何か違和感を感じる。

元気がない?

なんだろう。

俺が原因か?

心当たりがさっぱり無い。

でも俺鈍感だしな。

「彰お前今日の夜時間あるか?」

俺は仕事中、彰に電話をする。

『21時頃からなら』

「んじゃ飯付き合え」

『はいはい。お前んちでいい?』

「いい。じゃあな」

よし。

ここは弁護士に相談だ。
無料カウンセリングだ。
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