13年後に再会した幼馴染と愛され生活始めます。
⑨
これで少しは海堂の好みに近付けたのだろうか。確かに賢吾が選んでくれた服よりしっくりくる。
まだ出会って四日目とは思えない。ただセンスがいいのか、それとも美澪が思っている以上に、美澪を熟知しているのか。
片方の耳にだけ髪を掛ける。セミロングのストレートヘアは普段は一つにまとめているだけだが、さりげないモチーフのついたヘアピンを付けるだけでも印象は随分と変わるものだ。
体のラインに沿うニットは自然と姿勢を良くさせる。
見た目の変化で心の持ちようがこんなにも変わるなんて思ってもみなかった。新しいファッションに気持ちが浮ついている。
全く別人になれたと勘違いするほどだ。
「あの、ありがとうございます」
素直にお礼を言う。甘えろと言うのなら、それに従ってみることにした。
賢吾にも『もっと周りに甘えろ』と口すっぱく言われていたのを思い出した。
こんな場面でしっかりと相手の好意を受け止められる女性の方が可愛らしいのかもしれない。
海堂は「あぁ」と一言返しただけだったが、満更ではない様子だった。
まだ出会って四日目とは思えない。ただセンスがいいのか、それとも美澪が思っている以上に、美澪を熟知しているのか。
片方の耳にだけ髪を掛ける。セミロングのストレートヘアは普段は一つにまとめているだけだが、さりげないモチーフのついたヘアピンを付けるだけでも印象は随分と変わるものだ。
体のラインに沿うニットは自然と姿勢を良くさせる。
見た目の変化で心の持ちようがこんなにも変わるなんて思ってもみなかった。新しいファッションに気持ちが浮ついている。
全く別人になれたと勘違いするほどだ。
「あの、ありがとうございます」
素直にお礼を言う。甘えろと言うのなら、それに従ってみることにした。
賢吾にも『もっと周りに甘えろ』と口すっぱく言われていたのを思い出した。
こんな場面でしっかりと相手の好意を受け止められる女性の方が可愛らしいのかもしれない。
海堂は「あぁ」と一言返しただけだったが、満更ではない様子だった。