転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
第二章 「星を守る者」との旅の始まり
こうして、アーゲルとユリアの旅は無事に始まった。しばらくの間は、一か所にとどまらないと決めている。
小さな子供だけで歩いているのは、この世界では珍しい話ではない。貧しい家の子供ならば、五、六歳の頃から家の手伝いをしていることも多いからだ。
アーゲルとしっかりと手を繋いだユリアは、きょろきょろと当たりを見回しながら歩いていた。
「にいちゃ、あれ食べられる」
「わかった」
道端に生えている草をぷちぷちとむしって、アーゲルの収納魔術の中へ。
この中に入れておけば、時間が過ぎても入れた時とまったく状態が変わらないという優れもの。
ユリアの鞄の中にも、先ほど立ち寄った村で買った硬いビスケットのような保存食が数日分入っているし、ちゃんと自分の分の水筒は持っている。
アーゲルとはぐれるなんてあり得ないけれど、念には念を入れてというやつだ。
「……ユリア、これはさっきのと同じ草だよね?」
「これは駄目。似てるけど、お腹が痛くなる」
ユリアの能力で、家に合った書物の中身はできる限り記憶してある。
小さな子供だけで歩いているのは、この世界では珍しい話ではない。貧しい家の子供ならば、五、六歳の頃から家の手伝いをしていることも多いからだ。
アーゲルとしっかりと手を繋いだユリアは、きょろきょろと当たりを見回しながら歩いていた。
「にいちゃ、あれ食べられる」
「わかった」
道端に生えている草をぷちぷちとむしって、アーゲルの収納魔術の中へ。
この中に入れておけば、時間が過ぎても入れた時とまったく状態が変わらないという優れもの。
ユリアの鞄の中にも、先ほど立ち寄った村で買った硬いビスケットのような保存食が数日分入っているし、ちゃんと自分の分の水筒は持っている。
アーゲルとはぐれるなんてあり得ないけれど、念には念を入れてというやつだ。
「……ユリア、これはさっきのと同じ草だよね?」
「これは駄目。似てるけど、お腹が痛くなる」
ユリアの能力で、家に合った書物の中身はできる限り記憶してある。