元恋人と、今日から同僚です
第15話 待つだけじゃ、ダメだった
週が明けた月曜日。
私と朝倉の間の空気は、少しだけ変わっていた。
土曜日に、お互いの気持ちを確認した。
私は朝倉のことが好きだと言った。朝倉も、好きだと言ってくれた。
でも、まだ付き合ってはいない。私が「もう少し考えたい」と言ったから。
朝倉は、それを受け入れてくれた。
「待つ」と言った通り、急かさずにいてくれる。
「おはようございます」
「おはよう」
朝の挨拶。
先週までは、ぎこちなかった。避けていた。
でも今日は、自然に目が合った。朝倉が、少しだけ笑った。
私も、つられて笑った。
それだけのことなのに、胸が温かくなる。
◇
昼休み、宮本が声をかけてきた。
「真帆さん、何かあったんですか」
「何が」
「顔が違います。先週まで死んでたのに、今日は生き返ってる」
ひどい言い方だ。けど、当たっている。
先週の私は、確かに死んだような顔をしていたと思う。
「……ちょっとね。色々あって」
「朝倉さんと、何かあったんですか」
でた。わかってて踏み抜いてくる感じ。
「……まあ、うん」
「詳しく聞いてもいいですか?」
「……ランチしながらでいい?」
私と朝倉の間の空気は、少しだけ変わっていた。
土曜日に、お互いの気持ちを確認した。
私は朝倉のことが好きだと言った。朝倉も、好きだと言ってくれた。
でも、まだ付き合ってはいない。私が「もう少し考えたい」と言ったから。
朝倉は、それを受け入れてくれた。
「待つ」と言った通り、急かさずにいてくれる。
「おはようございます」
「おはよう」
朝の挨拶。
先週までは、ぎこちなかった。避けていた。
でも今日は、自然に目が合った。朝倉が、少しだけ笑った。
私も、つられて笑った。
それだけのことなのに、胸が温かくなる。
◇
昼休み、宮本が声をかけてきた。
「真帆さん、何かあったんですか」
「何が」
「顔が違います。先週まで死んでたのに、今日は生き返ってる」
ひどい言い方だ。けど、当たっている。
先週の私は、確かに死んだような顔をしていたと思う。
「……ちょっとね。色々あって」
「朝倉さんと、何かあったんですか」
でた。わかってて踏み抜いてくる感じ。
「……まあ、うん」
「詳しく聞いてもいいですか?」
「……ランチしながらでいい?」