可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
エピローグ
目覚めたのは夕方だった。
その時にアイリスは、自分が人々の注目を一層集めたことを知った。
【大公妃は神獣様に気に入られ、そしてヴァルトクス大公と、神獣を育てるという偉業にも貢献し、成功させ――】
同時に、夕刊にて自分の実家が大変な目に遭ったことも知った。
実の子でありながら長女への冷遇と、次女を優位に上げるため『悪女』に仕立て上げた数々の名誉棄損。その他にも、金使いが荒いと言いながら次女の豪勢なドレスや装身具などの支払いが足りない際、アイリスの名前で貸付も行っていたそうだ。
国王の前で、長女が自分の意思でと名乗り出たという結婚意思の詐称。王家とヴァルトクス大公を侮辱した罪と、不敬――。
たった半日の間に、とにかくたくさん出た。
アイリスが大公妃になったにも関わらず、その名前を出し、勝手に使用したことも貴族たちに非常識だと嫌われた。
爵位を剥奪されたうえで、遠い監獄行きになることが決定したそうだ。
妹のほうは目覚めた際、悲劇の花嫁と自分で主張して同情を買おうとしたようだが、こんな時に社交に行く神経も知れないと全員が知った。ライノーアル伯爵が連れ戻しに行ったようだが、その日で二人の結婚はなくなったという。
その時にアイリスは、自分が人々の注目を一層集めたことを知った。
【大公妃は神獣様に気に入られ、そしてヴァルトクス大公と、神獣を育てるという偉業にも貢献し、成功させ――】
同時に、夕刊にて自分の実家が大変な目に遭ったことも知った。
実の子でありながら長女への冷遇と、次女を優位に上げるため『悪女』に仕立て上げた数々の名誉棄損。その他にも、金使いが荒いと言いながら次女の豪勢なドレスや装身具などの支払いが足りない際、アイリスの名前で貸付も行っていたそうだ。
国王の前で、長女が自分の意思でと名乗り出たという結婚意思の詐称。王家とヴァルトクス大公を侮辱した罪と、不敬――。
たった半日の間に、とにかくたくさん出た。
アイリスが大公妃になったにも関わらず、その名前を出し、勝手に使用したことも貴族たちに非常識だと嫌われた。
爵位を剥奪されたうえで、遠い監獄行きになることが決定したそうだ。
妹のほうは目覚めた際、悲劇の花嫁と自分で主張して同情を買おうとしたようだが、こんな時に社交に行く神経も知れないと全員が知った。ライノーアル伯爵が連れ戻しに行ったようだが、その日で二人の結婚はなくなったという。