妊娠しましたが相手に婚約者がいました。今更私が本命? ご冗談を。

4.彼からのプレゼント

想い続けた人から信じられないくらい求められた夜が明ける。

眠気まなこを持ち上げると、長いまつ毛を伏せたライ君がいた。
痛いとか、気持ち良いとかどうでも良くなる程に満たされた時間だった。

カーテンの隙間から見える窓が結露している。雪は止んだみたいだが、外はまだ寒そうだ。
この部屋は温かくて、まるで天国みたいで私は多幸感に包まれていた。

私は彼の為に朝食でも作ろうと、バスローブを羽織りキッチンに向かう。

冷蔵庫の野菜室には沢山の生鮮野菜。
ライ君は自炊をしっかりやるタイプのようだ。

昨日、宅配ピザや、レトルト食品を語り自分の普段の適当な食生活を明かしてしまったのを少し恥ずかしく感じた。
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