愛が壊れた時、策略御曹司の罠に堕ちていく
甘い遊戯

同棲するにあたって

スペアキーをもらったことで、蓮が留守でも何かと入り浸ってしまい、そのまま朝までなんてことが増えていった。

そうなる大半は、帰宅した蓮に愛されすぎて、気がついたら朝という、親には言えない内容。

ある日、ベッドで2人戯れていたら

「菜穂、答えは出たか?」

「なんの?」

「ハァー、やっぱりか。薄情女め」

「キャー、やめて」

少し肌寒くなった季節に用意した肌掛け布団をはぐられて、蓮が覆い被さってきた。

肌をなでる指先は、私の体を簡単に熱くさせる。

「…んっ、はぁ、あっ…」

体中の至る所に唇で愛撫されるのに、ほしいところには、くれない。

「れん…きすして」

「してるだろ」

違う、違うのと、首を左右に振るが、蓮は肌に息を吐くように笑うだけでくれない。

意地悪なスイッチが入った蓮は、容赦なく、私だけを極めさせて、一気に果てさせようとする。

「アッ、ァ、イヤー、ダメ、ダメ…お願い、辛い、の………」

ハクハクと息をし、胸が忙しなく鼓動している。

息が整う頃、一気に蓮が私を揺さぶりだす。

「アッ、アッ…れん…」

「ハァッ、ハァ、なほ…ほら、キスしてやるから、一緒に住もうな」

「…うん、うん、住むから…キスして」
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