愛が壊れた時、策略御曹司の罠に堕ちていく
忘れていた約束にあたって
香港旅行から帰ってきた私達は、早速、桐谷家が贔屓にしている宝石商の元へ向かった。
呼べばいいと言う蓮の背中を押して、お店で2人の指輪をじっくりと選びたかったのだ。
細身の指輪が多いなか、2人で目についたのは、某ブランドの幅が太めのホワイトゴールドのリング。
シンプルながら、ブランドマークが存在感を出していてかっこいい。
『「これにしよう」』
2人で同時に指差したのだ。
丁度、サイズもあり、その場でお互いの右手薬指に嵌めていく。
「お揃いだね」
うふふと、お互いの手を伸ばし指輪を見て、嬉しくて頬が緩む。
「菜穂の独占欲を感じる」
「嫌なの?」
「いや、めちゃくちゃ嬉しい」
私達の同棲生活は順調に進んでいる中、麗華達も同じマンションの同じ階に引っ越してきた。
どうやら、3階フロアの2戸は桐谷家が所有しているようだ。
6月の麗華と樹さんの結婚式は快晴な日に恵まれて、豪華な披露宴では、沢山の招待客が出席していて、新郎側の親族席にいる私に視線が集まり、居心地が悪い。
蓮に近寄ろうとする女性達や、娘を紹介しようと企む招待客に「婚約者です」と紹介して、結婚の話になると、よそ行きの笑顔で流している。
プロポーズはされたけど、仕事を始めたばかりだし、結婚はまだまだ先の話だと思っていた。
呼べばいいと言う蓮の背中を押して、お店で2人の指輪をじっくりと選びたかったのだ。
細身の指輪が多いなか、2人で目についたのは、某ブランドの幅が太めのホワイトゴールドのリング。
シンプルながら、ブランドマークが存在感を出していてかっこいい。
『「これにしよう」』
2人で同時に指差したのだ。
丁度、サイズもあり、その場でお互いの右手薬指に嵌めていく。
「お揃いだね」
うふふと、お互いの手を伸ばし指輪を見て、嬉しくて頬が緩む。
「菜穂の独占欲を感じる」
「嫌なの?」
「いや、めちゃくちゃ嬉しい」
私達の同棲生活は順調に進んでいる中、麗華達も同じマンションの同じ階に引っ越してきた。
どうやら、3階フロアの2戸は桐谷家が所有しているようだ。
6月の麗華と樹さんの結婚式は快晴な日に恵まれて、豪華な披露宴では、沢山の招待客が出席していて、新郎側の親族席にいる私に視線が集まり、居心地が悪い。
蓮に近寄ろうとする女性達や、娘を紹介しようと企む招待客に「婚約者です」と紹介して、結婚の話になると、よそ行きの笑顔で流している。
プロポーズはされたけど、仕事を始めたばかりだし、結婚はまだまだ先の話だと思っていた。