婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】

EP:25☆ギルの余裕とアルの嫉妬!



その後、ミアにカツラまで綺麗にしてもらうと、私は新しい執事服に着替える。



「ミア、ありがとう」

「いいえっ、これからギル様のお部屋に向かわれるのですか?」


お礼を言うとニヤニヤとしたミアが私に尋ねる。


「う、うん……」

「リオ様っ!!負けないでがんばってくださいねっ!!私は応援してますからっ!」



そう言って楽しそうに笑うミアに照れながら手を振ると、私はギル様の部屋に向かった。


ギル様を好きだと自覚すると不思議なもので、今まで何も思わなかったのに部屋に近づくにつれて、胸がきゅんきゅんとする。



私……本当に好きなんだ……。
ひゃーっ!!どうしようっ!!



完全に乙女モードになってしまった自分に「落ち着け、私!」と独り言を呟きながら、ギル様の部屋の扉までたどり着いた。


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