婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】
EP:9☆レオ様と二人の秘密!
レオ様は、見た事がないほどの驚いた顔をして私を指差していた。
風でふんわりと広がる淡いピンクの長い髪の毛。
やばい……っ!どう言い訳をしても男って言い張るには無理があるよね……?!
「えへへ……えっと、えーと……これはですね、レオ様……」
私が引きつった笑顔で言い訳を探していた、その時だった。
「レオ様ー!リオ殿ー!どこにいらっしゃるのですかー!!」
遠くから、先ほど食堂にレオ様を迎えに来た年配の執事様が、使用人たちを引き連れて私たちを探す声が響いてきた。