PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

15.見た目じゃ分からない優しさ

結局、このままスーパーに行くことになった。
内心、ファンに見られる可能性を考えて、私は少し緊張していた。
もし騒ぎになったらどうしよう。
私のせいでPRIMUSに迷惑をかけたら嫌だ。

そんな私とは対照的に、湊くんは何も気にしていないような涼しい顔をしている。
変装が上手くいったと思っているのか。
それとも、本当に自分は目立たないと思っているのか。

……たぶん、後者だ。
謎が深すぎる。
スーパーは少し分かりにくい場所にあったものの、PRIMUSハウスからは意外と近かった。

歩いていると、すれ違う人が何度も湊くんを見る。
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