PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

21.夢じゃない夜

会計を済ませて、店を出た。
……あの、その。
なんで雪くんは、私に寄りかかってるんだろう。

「雪くん〜、誰かに見られたらやばいよ〜!」

ひなたくんが困ったように声をかける。
酔っているせいか、雪くんはどこか楽しそうだ。

「顔隠すから大丈夫!」

そう言うと、雪くんはパーカーのフードを深くかぶり、顔を隠した。

「そういう問題じゃないよ……」

ひなたくんが思わずため息をつく。
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