PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

23.君に届いて欲しい

小鳥のさえずり。
カーテンの隙間から差し込む朝の光。
少し身体はだるいけれど、肌に触れるシーツの感触が心地いい。
ぱちりと目を開けた瞬間、昨日の出来事を思い出した。

あまりにも夢みたいで――記憶を疑ってしまう。
でも、本当に私はPRIMUSハウスに泊まっている。
ベッドを整え、身だしなみを軽く整えてからリビングへ向かった。

「おはよう」
そこにいたのは、ひなたくん。
もう練習着に着替えていて、その爽やかな笑顔が眩しい。

「こはるちゃん、今日はもう帰るの?」
「あっ! 一応部屋は軽く整えたんですが、掃除してから帰ろうかと」
「大丈夫! そんなことよりさ!」
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