PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

25.幸せの食卓

雪くんと約束をした後、私は脱衣所へ向かった。シーツを洗濯機に入れると、今度はおかずの作り置きを始める。
忙しいと、つい野菜を食べる機会が減ってしまうから。少しでも、みんなが健康でいられますように。
にんじんしりしり、オクラのごま和え、ひじきの煮物。
冷蔵庫にある食材を使って、一品ずつ作ってはタッパーへ詰めていく。
「これなら、お腹が空いたらすぐに食べられる!」
最後に煮物を作っていると、三人がリビングへ集まってきた。
「懐かしい匂い」
そう言ったのは、ひなたくん。
「煮物か――」
「今どきの子が煮物を作るって、なんかいいね」
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