経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2

もう元気になった

 わー。広いベッド。

 二人で寝る準備をして、綾音は暢気に喜んだ。真っ白で広々。司の家のベッドもくっ付いて眠れて良かったけれど、きっと司はゆっくり休めないだろうと心配していた。今日はたっぷり休んで欲しいな。

 それにしても眠気が治まらない。気怠いのは司が言った通りスパのせいだろう。すぐに眠ってしまいそう。きっと司もそうだろうな。邪魔しないようにしよう。と、横になりかけた綾音の前に司の手が落ちてくる。

 ベッドが少し軋んで、あれ? と綾音は目を丸くした。見上げると、自分の上に司が見える。こんなに広いのに、何でこんな近くに…。

 ……あれ?

 その綾音を見て司は楽しそうに笑った。
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