経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2
翌朝
六時半。
自分のスマホのアラームで目を覚ました綾音は、自分にしがみ付いて眠っている司を見て悩んだ。どうしよう。何時に起こせば良いかな。まだ早いかな。もう起こした方が良いかな。司君、朝どうしているんだろう。なるべく寝かせておいて上げたいけれど、ばたばたするのもなぁ…。と、考える。ここから会社まで三十分くらいでしょ? という事は八時前にはここ出て…ううん。司君、何時頃会社に行ってるのかな。司の働き方が全く見えなくて混乱する。
でも、昨日すぐに寝かせて良かった。あんなにすぐに眠ってしまうとは思わなかった。疲れてたんだなぁ…。でも終わったって言っていたし、これから少しは楽になるのかな。顔に掛かった髪をそっとどけながら思った。頑張り屋さんだな。きっと凄く頑張ったんだろうなぁ…。と、昨日の司や部屋の様子を思い出して思う。
そのタイミングで、すりすり…ぎゅーっと司が動いてびっくりした。寝ぼけてるのかな。…なんか、本当にこんな事思っちゃいけないのかもだけど可愛い…。そう思いながら見ていたら司の目がうっすら開く。
…あれ? とでも思っているのか。少し開いた目をすぐに閉じた。そして何かを思い出しているかのように難しい顔をする。それを微動だにせずに見ていたら、確かめるように綾音を抱き締めて確認してから急に司が目を開いた。
「…綾ちゃん?」
急に起きたことに驚いて、綾音も目を丸くして見つめ合った。
そして笑ってしまう。昨日よりは少し元気になったみたい。良かった。
「おはよう。司君」
安心して思わず笑ったら、司も混乱しながらという様子で呟いた。
「おはよう。…綾ちゃん」
自分のスマホのアラームで目を覚ました綾音は、自分にしがみ付いて眠っている司を見て悩んだ。どうしよう。何時に起こせば良いかな。まだ早いかな。もう起こした方が良いかな。司君、朝どうしているんだろう。なるべく寝かせておいて上げたいけれど、ばたばたするのもなぁ…。と、考える。ここから会社まで三十分くらいでしょ? という事は八時前にはここ出て…ううん。司君、何時頃会社に行ってるのかな。司の働き方が全く見えなくて混乱する。
でも、昨日すぐに寝かせて良かった。あんなにすぐに眠ってしまうとは思わなかった。疲れてたんだなぁ…。でも終わったって言っていたし、これから少しは楽になるのかな。顔に掛かった髪をそっとどけながら思った。頑張り屋さんだな。きっと凄く頑張ったんだろうなぁ…。と、昨日の司や部屋の様子を思い出して思う。
そのタイミングで、すりすり…ぎゅーっと司が動いてびっくりした。寝ぼけてるのかな。…なんか、本当にこんな事思っちゃいけないのかもだけど可愛い…。そう思いながら見ていたら司の目がうっすら開く。
…あれ? とでも思っているのか。少し開いた目をすぐに閉じた。そして何かを思い出しているかのように難しい顔をする。それを微動だにせずに見ていたら、確かめるように綾音を抱き締めて確認してから急に司が目を開いた。
「…綾ちゃん?」
急に起きたことに驚いて、綾音も目を丸くして見つめ合った。
そして笑ってしまう。昨日よりは少し元気になったみたい。良かった。
「おはよう。司君」
安心して思わず笑ったら、司も混乱しながらという様子で呟いた。
「おはよう。…綾ちゃん」