経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2
社長室は修羅場
「経営企画部の上野です。失礼致します」
さて。司が社長室に入ったら、社長とCFOはばっと振り返ってガッツポーズをした。
「上野! 株価見たよな!? PBR1倍超えたぞ!」
「やったな!!」
嬉しそうな二人に思わず顔が綻ぶ。さっきは照れ臭かったけれど、二人が満面の笑みでそう言ってくれたので司も笑顔で頷いた。
「はい。見ました。本当に良かったです」
「ありがとう。本当にありがとう!」
「こんな日を迎えられるなんて信じられない。奇跡だ! いや、自分達で手繰り寄せたんだから、それよりもずっと凄いことだ! 偉業だ!」
二人は興奮しっぱなしだ。その気持ちは良く分かる。でも、やっぱり何だか照れ臭くて司は控えめに「ははは」と笑った。
「今日は祝杯を上げよう!」
「そうですね! 上野。食べたいものはあるか? 何でもご馳走するぞ!」
その言葉に司は固まる。そして暫く悩んだ挙げ句、物凄く言い辛そうにこう言った。
「申し訳ありません。今日だけは……ちょっと……」
さて。司が社長室に入ったら、社長とCFOはばっと振り返ってガッツポーズをした。
「上野! 株価見たよな!? PBR1倍超えたぞ!」
「やったな!!」
嬉しそうな二人に思わず顔が綻ぶ。さっきは照れ臭かったけれど、二人が満面の笑みでそう言ってくれたので司も笑顔で頷いた。
「はい。見ました。本当に良かったです」
「ありがとう。本当にありがとう!」
「こんな日を迎えられるなんて信じられない。奇跡だ! いや、自分達で手繰り寄せたんだから、それよりもずっと凄いことだ! 偉業だ!」
二人は興奮しっぱなしだ。その気持ちは良く分かる。でも、やっぱり何だか照れ臭くて司は控えめに「ははは」と笑った。
「今日は祝杯を上げよう!」
「そうですね! 上野。食べたいものはあるか? 何でもご馳走するぞ!」
その言葉に司は固まる。そして暫く悩んだ挙げ句、物凄く言い辛そうにこう言った。
「申し訳ありません。今日だけは……ちょっと……」