経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2

半年振りのデートをしよう

 翌日。宣言通り、お昼近くまでぐっすり休んでお目覚め。堕落した生活に思わず二人で笑ってしまったけれど、うん。すっきりした。

「お腹空いたねー」

「今日は何をしようかー」

 と、言いながら出掛ける準備する。もう朝食の時間でもないし、食事は外でしよう。そんな話をしながら。

 そして着替えた綾音を見て司は頷き、当然の口調でこう言った。

「とりあえず綾ちゃんの服買いに行こうね」

「…う…」

 やっぱり気付かれた。このままでいいのに…。

 と、思った様子の綾音は暫く黙っていたけれど、やがて観念したように小さく頷いた。
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