新体操部の葵衣は生物委員会にも入っていた。 クラスのもう1人の生物委員会の真桜に仕事を頼りっぱなしの葵衣は仕事を手伝おうとする。 だが、「僕は自分のやりたいと思う事しかやらないから」と言われ葵衣は何も言えなかった。 真桜は有名な会社の社長の息子であり、次期社長となる人でもあった。その次期社長のイメージとは違い、真桜は動物と話すようなほわほわした男子だった。 そんな姿を見て葵衣は惹かれていった。 だが、真桜にはある問題があった…

ずっと、君が好きだった。 そんな一言くらい言いたかった。 でも、もう君に言うことはない。