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緑杜
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作品一覧

届かぬ指先─映《ば》えない恋の叶え方
緑杜/著

総文字数/8,082

恋愛(学園)16ページ

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来栖璃稀サマ企画 お題「届かない指先」参加作品☆ *  *  * #Love 指先で送るこの想い、 どうか叶えて 貴方に届け─ *  *  * 生まれ育った場所を離れて遠い街に引っ越してきた私、愛澄《あすみ》。 知らない街の誰も友達がいない高校に 通うことになった私は、新しい街で見つけた 『#Love』=お気に入りのもの を撮ってはSNSに投稿して離れてしまった友人たちと 繋がることだけが唯一の楽しみだった。 * そんな時に出逢った男の子。 「…撮りましょーか?写真」 制服の白いシャツが映える 長身に広い肩と日に焼けた肌が印象的な彼は 人懐っこくて、優しくて、ちょっと不器用。 それに─ 「…綺麗だな」 「え…?」 「霊園公園の桜」 「あ…」 「俺もあそこ、すげー好き。 あとチューリップガーデンとか、 科学館のプラネタリウムとか」 「あっ!私も!」 「なぁ、俺らなんか好み合うな」 * 「椿の好きそうな写真映えしそうなとこ、 いろいろ知ってるから聞けよ。 ていうか、なんなら俺が連れてってやる」 あったかでおおらかで、 いつもお日様みたいに笑っている彼に いつしか惹かれてく─ * 「俺だって彼女の一人や二人いても 不思議じゃねーっつーの」 「ふっ!二人、って!?」 時にはやきもきさせられたり、 「お前、アイツがそんなにいいのかよ」 「え…」 「…あんまし妬かせんな」 期待させられたり… 「お前ら仲良いよな。付き合っちゃえば?」 「えっ!?」 私の想いなんて気付いてないくせに、 「椿、俺のことだけ見てて」 いつも貴方にドキドキさせられるばっかりで 映えない私の映えない想い。 届かぬ想いを今日もこの指先に託して、ねぇ?君に送るよ─ * 蓮藤 翔《れんどう しょう》 × 椿 愛澄《つばき あすみ》 * 表紙はPicrewこんぺいとう**サン「こんぺいとう**メーカー」で作りました♪
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女子校教師と生徒の恋、第二弾。腰掛け体育教師と生きる目的のない女生徒の恋は─ * 「そこで何やってる…?」  校舎の屋上でフェンスの向こうに、宙に脚を投げ出し座る女生徒を見た。 「邪魔しないで。  先生には関係ないじゃない」 * 「大丈夫だから!俺が付いてる!」 「青海のこと、守るから」  先生はそう言った。  腰掛け体育教師でいい加減なくせに、なんで私に、私なんかに手を差し伸べようとするの…?  それはもしかしてあの女《ひと》に関係ある…?  私の現在《いま》と先生の過去。  似た者同士のふたりが、その心に触れ合った時─ * 「雨…」 「スコールだな。おい青海、濡れるぞ!学校まで走れ!」 * 「うわぁ、制服びしょびしょ…」 「体育教官室に予備のジャージならあるけど」 「……」 「…やめとくか」 「……  借りる」 *  *  * 自己肯定感低めの女子高生 青海 唯 Aomi Yui × 育産休代行 腰掛け体育教師 仁科 蒼介 Nisina Sousuke *  *  * 天空(そら)に一番近い蒼(あお) 女子校教師と生徒の恋 第2弾 ! * 2017年11月~ R15相当の描写(暴力、セクシャル他)を含みます。該当の章は章タイトルに*を記してあります。 8章『追憶〈side Sousuke〉~ 銃声』 暴力・犯罪・グロテスク描写あり * 第1弾はこちら☆→https://www.no-ichigo.jp/read/book/book_id/1529209
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バレンタインデー─ みんなは友チョコ、あげる? クラスメイトのミサトに誘われ、私─雪園瑚子は今年のバレンタイン、友チョコを配ることになりました。 『友チョコ』… 『友チョコ』だって言えば、片想いの千早にも勇気を出してチョコを渡すことができるかな? *  *  * 幼馴染みのクラスの人気者男子 桜葉 千早 × 地味で目立たないモブ系女子 雪園 瑚子 *  *  * 2018年3月 (旧アカウント執筆作品)
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「先生…私のこと、好きですか?」 新任教師と生徒。 その恋はきっと過ちではなく一条の希望─ *  *  * 春の陽光が耀くコンコースで、偶然出会った 可愛い系美少年。 それは なんと私の通う高校の 新任英語教師だった─ * 「だって先生実際可愛いもん」 「可愛い扱いは止めなさい…」 * 見た目も可愛いし、 * 「そんなこと気にしないで。 不可抗力なんてよくあることじゃん。 気にしてたらこの仕事やってけないよ?」 「え…」 * どこかほっとけないのに、 * 「南条の夢を一緒に探したいと思う」 * 死んだように生きていた私に手を差し伸べてくれた 頼りになる先生─ * 「俺やっぱ南条のこと好きだな」 * それは教師として? それとも…? * そして今日もふたりきりで過ごす。 茜色に染まる黄昏の英語準備室で。 * 「綺麗だね。…南条も」 「えっ!?」 * 「お前… 煽ってんの?」 「うん…」 * 「先生…私のこと、好きですか…?」 * 「春になったら迎えに行く。離すつもりないんだ」 * 夢も希望もなく、絶望に追いやられて 縁から落ちそうになっていた私に愛をくれた。 * ねぇ、先生? 夜闇にたったひとつ煌めく星のように 私を導いてくれますか?─ * 可愛い系 新任英語教師 初原 昴 × 夢も希望も何もない女子高生 南条 舞奈 * ※野いちご別アカウントから移行・修正・追加作品。 ※他サイトにも掲載中。 * 完結1ヶ月で70,000pv頂きました! ありがとうございます(;つД`) * 教師×生徒第2弾 『天空に一番近い蒼─好きになった人は腰掛け体育教師でした』 https://www.no-ichigo.jp/read/book/book_id/1558208
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(う…ゎ…なんて綺麗な…男の子!) * すらりとした長身。 さらさらの黒髪。 切れ長の眼─ 同じクラスの香取透真〈かとり とうま〉くんは、雑誌から抜け出してきたモデルみたいな男の子。 中学時代剣道部の絶対エースだったという彼は 入学式から断トツ目立っていて、 もちろん女子たちの憧れの存在。 にもかかわらず… 当の本人はテンション低めで、 あまり人付き合いも良くなく、 良く言えばクール? ぶっちゃけ無愛想コミュ障男子だった─ * そんな香取くんと思いがけず お近づきになってしまった 私─星宮瑠璃〈ほしみや るり〉。 * 「荷物持ってってあげる!」 「女に荷物持たせるバカがいるかっての」 * 「ね、香取くん。友達になろ!」 「…は?」 「だって香取くん、見るからに友達少ないもん」 「そんなもん少なくても困んねーし」 * 「ありがとうな、星宮」 女の子の名前なんて絶対呼ばない彼が 初めて呼んでくれた名前。 * クールだけど優しく真っ直ぐな彼のことがいつしか… (香取くんが、好き…!) * そして… * 「星宮、好きな奴いるの?」 「教えてやろうか?恋の仕方」 「稽古、つけてやるよ」 * 私に他に好きな人がいると思った彼からの提案でなぜか恋愛指南を受けることに…!? 香取くんの恋の稽古、始まります! * 2018年7月~8月30日 (他サイト執筆作品)

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