清水セイカさんの作品一覧

笑わないで、エミちゃん。

総文字数/12,141

恋愛(純愛)5ページ

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この作品は漫画シナリオになります。 「第6回noicomiマンガシナリオ大賞」にエントリー中です。 「笑わないでよ、エミちゃん」 幼馴染で初恋の男の子、ルイにそう言われて以来、人前で表情を作ることが苦手になってしまった、朝日笑美。 高校二年生になり、転校したルイが再び笑美の前に姿を表す。それも、昔は見せなかった眩しい笑顔で。 「ルイ君は、私のことが嫌いなの?」 「まさか、そんなはずない」 ──俺は昔からずっと、笑美ちゃんの笑った顔が大好きだったんだ。 (今さらそんなの、信じられない) 「お願い笑美ちゃん。俺だけに、見せて」 (やっぱり私、彼のお願いに弱いままだ) 再び出会った私たちは、色んな意味で昔とは違っていた。  拗らせ不器用男子×上手く笑えない女子 大好きだっていう気持ちの伝え方を、二人で学ばなきゃあ。きっと前には、進めない。
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フィリア・マグシフォンは子爵令嬢らしからぬのんびりやの自由人。自然の中でぐうたらすることと、美味しいものを食べることが大好きな恋を知らないお子様。 そんな彼女も18歳となり、強烈な母親に婚約相手を選べと毎日のようにせっつかれるが、選び方など分からない。 「どちらにしようかな、天の神様の言う通り。はい、決めた!」 こんな具合に決めた相手が、なんと偶然にもフィリアより先に結婚の申し込みをしてきたのだ。相手は王都から遠く離れた場所に膨大な領地を有する辺境伯の一人息子で、顔を合わせる前からフィリアに「これは白い結婚だ」と失礼な手紙を送りつけてくる癖者。 けれど、彼女にとってはこの上ない条件の相手だった。 「白い結婚?王都から離れた田舎?全部全部、最高だわ!」 夫となるオズベルトにはある秘密があり、それゆえ女性不審で態度も酷い。しかも彼は「結婚相手はサイコロで適当に決めただけ」と、面と向かってフィリアに言い放つ。 「まぁ、偶然!私も、そんな感じで選びました!」 彼女には、まったく通用しなかったのだ。 「なぁ、フィリア。俺は君をもっと知りたいと……」 「好きなお肉の種類ですか?やっぱり牛でしょうか!」 「い、いや。そうではなく……」 呆気なくフィリアに初恋をしてしまった拗らせ男は、鈍感な妻に不器用ながらも愛を伝えるが……? ※他サイトにも掲載中。
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リリーシュ・アンテヴェルディ公爵令嬢は、ほんわかとした女性だった。公爵令嬢という華やかな生活にはさほど興味はなく、ただ家族で慎ましかに幸せに生活できればそれで十分だと思っていた。 両親は彼女とは正反対の浪費家で派手好き。けれど家族仲は悪くない。リリーシュは、父のことも母のことも愛していたのだ。 そんなある日、アンテヴェルディ家は姑息な伯爵家に騙され多額の負債を背負ってしまう。そしてタイミングを見計らったかのように、彼女に婚約話が舞い込んできた。相手は女嫌いで暴力的で更には男色家と噂される、国の第三王子。 嫁ぐ前から幸せなど望めないことが明白な結婚だったが、リリーシュは特に悲観することもなくすんなりその話を受け入れる。 初めて会う第三王子は案の定、リリーシュに至極冷たい。凍てつくような瞳で彼女を蔑み、金に目が眩んだ女だと罵倒した。だが、彼女にはちっとも響かない。別に強がっているわけではないのだ。 なぜなら、リリーシュの幼馴染もかつては冷たく天邪鬼な性格で、王子がその面影に瓜二つだったからだ。 リリーシュは、全てを受け入れる女性だった。いかなる仕打ちも酷い言葉も、彼女には響かないのだ。 ※別名義で他サイトにも掲載中。
嘘吐きな王子様は苦くて甘い

総文字数/96,418

恋愛(純愛)89ページ

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大倉ひまり、高校一年生。私の家のお隣さんは、大好きな幼なじみの石原旭君。 仲良しの友達と、旭君もいて高校生活はとっても順調。 だったのですがーー 「お前なんか嫌いだバーカ」 天邪鬼で意地っ張りの旭君がなんと、 「俺ら、付き合う?」 私に告白してくれたのです! もちろん、返事はオーケー以外にありません。 「…お前はホントに、お人好しだな」 私は、知らなかったのです。彼の本当の気持ちに。自分のことばっかりで、気付いてあげられなかった。 「ごめん、ひまり」 謝らないで、旭君。 天邪鬼で嘘吐きな貴方が、私は大好きだから。 旭君の為なら、私はなんだってできるよ。 天邪鬼な意地悪男子×一途な不器用女子
合意的不倫関係のススメ

総文字数/126,933

恋愛(その他)121ページ

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三笹茜二十六歳。私には、二つ年上の夫・蒼が居る。 私達は、一見何の変哲もない夫婦だ。子供はいないけれど、二人で穏やかに毎日を過ごしていた。 けれどその穏やかな毎日は、ある“暗黙の了解”から成り立っているもので…… 私達は確かに、お互いを愛してる。 それだけは、真実。 ※軽い性描写あります、ご注意ください。  本作品は他サイトにも掲載しています。
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相崎小夏(あいさき こなつ)、高校一年生。 ふとした瞬間鏡やガラスに写った時は「あれ?私って結構可愛くない?」 スマホ弄ってて不意に画面が黒くなって自分の顔が見えた時は「誰だこのブス」 顔面偏差値、頭もスタイルも運動神経も優しさレベルも普通。 だけど、彼氏が欲しい。いやその前に、キュンキュンするような恋がしたい! そこで小夏が考えた作戦は、 「どんな些細な恋愛フラグも絶対に逃さない」 というものだった。恋愛イベントに発展しそうなフラグは、絶対に逃さない! 突如できた義弟、同じクラスのイケメン、バイト仲間の大学生に、果てはコンビニで絡まれたヤンキーまで! 至る所から急激に降り注いだ恋愛フラグ祭りだが、彼女はそれに気づかない。 「友達は嫌かな。彼氏候補ってことで」 「俺は、お前と付き合いたい」 「気を許してくれるのは嬉しいけど、出来れば男として意識してほしいな」 「俺は小夏のこと、家族だとは思えない」 無理です!イケメンと私との間にフラグは立ちません! 恋に恋する鈍感女子、絶賛恋のお相手を探し中!
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無表情で不器用な後輩♀×同じく無表情で不器用な先輩♂のお話。 いつも一人だからと言って、孤独が好きとは限らない。
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