プロフィール

緒方あきら
【会員番号】1102957
緒方あきらと申します。
主に短編と実話怪談(どちらも出版実績有り)を書いておりますが、ノベマ様では長編にも挑戦したいと思っております。
野いちご様のコンテストに、実話怪談とフィクションを融合させたホラーを応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

作品一覧

住めば都の最下層 ~彩花荘の人々~

総文字数/115,639

青春・友情15ページ

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『私は強い子、元気な子』 三島響子は寝る前、いつも自分におまじないをかけていた。 そうしないと、自分の心が折れてしまいそうだったから――。 彼女には、ひとの心の色が見えるという特性があった。 嘘も愛想笑いも全部透けて見えてしまう。 そんな境遇で自分を保つためのおまじない。 しかし、ある日父親が失業し酒浸りになり、響子に暴力を振るう。 限界に達した響子は絶望したまま家を出る。 そして、裏御神楽町という絶望を抱えたひとしか辿り着けない町に来る。 そこで出会った彩花荘の住人、秀男と蓮人。 荒っぽいが感情豊かで誰よりも優しい秀男。 そっけないが心の機微を感じ取れれる蓮人。 彼らとの出会いや町での日々が、少しずつ響子を変えていく。 一年中祭りが絶えない奇妙な町で過ごす日々。 祭りに盆踊り、神輿担ぎに風鈴市、打ち上げ花火や手持ち花火。 響子はこの町の生活を堪能しながらその住人達に触れ、次第に成長していく。 秀男に『この町はゴールだ』と告げられた響子。 自分はまだゴールしていないのではないか、その葛藤は決心に変わり元の世界に戻ることを心に決める。これはひとりの少女の青春と成長の物語。 
心霊部へようこそ!

総文字数/82,750

ホラー・オカルト11ページ

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取りつかれ体質の主人公、月城灯里が霊に憑かれた事を切っ掛けに心霊部に入部する。そこに数々の心霊体験が舞い込んでくる。事件を解決するごとに部員との絆は深まる。けれど、彼らにやってくる心霊事件は身の毛がよだつ恐ろしいものばかりであった。 ・登場人物 月城灯里。中学一年生。幽霊に取りついてやすい「取りつかれ体質」。 昼寝が趣味でドジだが、物語を通して成長していく。 内藤晴人。二年生。灯里に晴人センパイと慕われる幼馴染。クールだが優しい一面もあり灯里を気遣う。神社の子であり、小さな頃から神道を学んで除霊も出来る。 三島雪乃。二年生。お調子者の霊媒ギャル。降霊が出来、その身に霊を取り付けて幽霊との対話を可能にする事が出来る。 太刀風流。二年生。無口で背が高く引き締まった体格をしている。 幽霊に触れる特殊体質で、殴って除霊する事も可能。 ・全容 灯里は取りつかれ体質で、幽霊に取りつかれる。 それがきっかけで学校の心霊部に入部する事になる。 部屋に異音がなり、主人公を怯えさせる【トッテさん】。 前世から続く呪いにより死に導かれる生徒を救うが、彼にあげたお札は一週間でボロボロになってしまう【前世の名前】。 通ってはいけない道を通り、自分の影を失い、荒れた祠を修復し祈りを捧げて解決を試みる【竹林の道】。 どこまでもついて来る影が、家まで辿り着いたと安心した主人公の耳元に突然囁きかけてさっていく【楽しかった?】。 封印されていたものを解き放つと、それは江戸時代に封じられた幽霊。彼は門吉と名乗り主人公たちは土地神にするべく扱う【首無し地蔵】。 決して話してはいけない怪談を話してしまい、クラスメイトの背中に危険な影が現れ、咄嗟にこの話は嘘だったと弁明し霊を払う【嘘つき先生】。 事故死してさ迷う亡霊と出くわしてしまう。気付かぬふりをしてやり過ごすがすれ違い様に「見えてるくせに」と囁かれ襲われる【交差点】。 ひたすら振返らせようとする霊、駅まで着いたがトンネルを走る窓が鏡のようになり憑りついた霊の禍々しい姿を見る事になる【うしろ】。 都市伝説の噂を元に、エレベーターで消えてしまった生徒。記憶からさえもその存在を消す神隠し。心霊部は総出で生徒の救出を行った【異世界エレベーター】。 延々と名前を問う不気味な声【名前】。 10の怪異譚からなる心霊ホラー。心霊部の活躍は続いていく。

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