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とんぴ0727
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私とうつと幸せ

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ノンフィクション・実話3ページ

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うつ病で倒れてから十数年がたちました。 まだ通院しています。 でもでも結果!!いま幸せです。 でも簡単には語れません。 呪文があるんです。 「お父さーん」の呪文です。 嫌なこと思い出したら「お父さーん」 落ち込んだら「お父さーん」 いいことあっても「お父さーん」 トイレいく時も「お父さーん」の呪文。 お父さんは、うちの旦那のことです。 無口で、怒らなくて、優しい人。 私の仕事がうまくいかないとき、 子供のことで悩んでるとき、 うまくいかなくて、八つ当たりしたときも、 私が死にたいと言ったときも、 結婚して初めて私が泣きながら、不満を訴えた時も、「ごめんね」と謝ってくれた。 いつも温かく見守ってくれた人。 結婚して22年ずっとそばにいてくれた人が、旦那だってことに、最近きづいた。 水曜日にしてくれる、とっておきの愛情弁当♥️毎週嬉しくて子供たちに 「愛情弁当いいでしょ」と自慢してたら ある日子供に 「お弁当、毎日作ってくれるよ?なんで嬉しそうなの?」って子供に言われました。 あれあれ?そうだった!毎日、お弁当してくれてた! きづいたのが、ここ最近。 いままで、そばにいてくれたの誰だっけ? あれあれ?それも旦那だったんだ! うつとは戦ってきたんです。戦友なのかな? 家のごみを捨てする、火曜日と金曜日がきたら、ごみ集めが苦しくて、苦しくて、誰か助けて!て心で叫んでいました。体が動かない。身体と、心が拒絶するんです。 苦しいと伝えても、誰も相手にしてくれなかった。 買い物も、車から店まで歩くのが大変だった。長くて、辛くて。 他の人が羨ましく思えた。 心の中は、ひとりぼっち。 でも働いてました。ごみも捨てたし、買い物もしてました。 目の前には、家族がいる。 まだ小さい子供たち。 仕事は共働き。残業は、盛りだくさん。 会社でのパワハラ、モラハラ、男尊女卑。 これが幸せと信じてた。 長い長いトンネルを抜けた。 幸せは、いつもいてくれた。家族たち。

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