プロフィール

柏木十輝
【会員番号】1171635

作品一覧

女死会

総文字数/0

ミステリー・サスペンス0ページ

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本当の自分って何なのか わからないから 今どこに行けばいいのかも わからない 目に見えない何かに怯えていたら 誰のことも信じられなくなっていた 生きるって何だろう その答えを得ている人は強い だけど 世の中に転がる正解なんて 一時の慰めに過ぎない 私たちは皆 迷っているのだと思う 迷いの中で 生きているのだと思う
ガールズ・バッテリー

総文字数/5,471

青春・友情2ページ

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月と花。 花は太陽の光を受けて育つのだと思ってた。 だから、夜の花なんて存在しないのだと。 しかし、花は月を見た。 月が怒り、荒れ狂う姿を。 月が悲しみ、挫折する姿を。 明るく微笑む花は月のために。 その瞬間、夜の花は存在し始めたのだ。 同じ思いを抱き、同じ夢を描き、同じ未来を見た月と花。 花が放つ一瞬の思いを全力で受け止める月は、今まで見たどんな月よりも輝いてた。 誰もが心の中に闇を抱えて生きている。 自分の弱さを素直に見せることが出来たらどれだけ楽だろう。 それなのに、強がってしまう。 あの人は、特にそうだった。 常に完璧であろうとしていた。 完璧な人間なんて、どこにもいないのに。 耀いているように見えても、孤独を隠しているのに。 そのことに、何故、気づけなかったのだろう。 夜空に浮かぶ月。 その光が月のすべてではない。 自らの姿を消した青空に月は大切なものを隠し続けていた。 大切なこと。 …本当に大切なことだろうか? お互いを見つめていた花と月の、見えていなかったお互いの姿。 運命は二人の出会いを祝福はしなかった。 運命は二人を繋ぎ続けていた。 それは遥か昔から。 それは悲劇的な形で。 月と花。 二人は出会うべきではなかったのだろう。 けれど、出会ってしまった。 二人が歩む先には何がある? きっと誰にもわからない。 わからなくて、その闇に震えてしまうこともある。 それでも二人は歩いてゆくのだろう。 出会うべきではなかったと知りつつも、出会えてよかったと心のどこかで感じているから。 やがて、真実を知る。 真実とは、本当に不幸だろうか? 二人は本当に悲劇的な運命だったのだろうか? 幾つもの戦いのなかで、気づくこととは?
学園キング

総文字数/452

青春・友情2ページ

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