ピンクの蒲公英さんの作品一覧

木村さんと蛇

総文字数/7,794

恋愛(学園)12ページ

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4月8日   晴れ。 桜舞う、校庭と真新しい制服の私。 これから始まる、高校生活。 何が起きるのか、まだわからなかった。 だけど、桜の花びらを見上げる君に 何故か、くぎつげになり、胸がキュッと苦しくなった。
幽霊屋敷に挑む魔女

総文字数/7,148

青春・友情7ページ

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早乙女桜は、普通の人には見えない物が見える。 それに気付いたのは小学生の時だった。 初めて見たのは無数の色とりどりの蝶々。 桜は当然、みんなにも見えていると思っていたが、桜以外誰にも見えなかった。 戸惑う桜と無数の蝶。 桜の前に現れた無数の蝶々はある事件を起こし桜にとって初恋の少年に大怪我を負わせてしまった。 桜は自分を責め、自分がこんな不気味な蝶々を発見してしまったから、彼が酷い目にあったんだと自分で自分の右目を刃物で傷つけようとしたが、事件現場にいた刑事によって阻止された。そして、刑事は言った 『君が見えるのはそんなおかしな事じゃない。ただの体質の問題だ。だから、その体質が許せないなら、体質を利用してバケモノから人々を守ってみろ』 その言葉をかけられて、8年の月日が流れた。 高校2年生になった桜は昔より明るく、凛として、怪異と向き合っていた。
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