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蛙化現象の私が本当の『恋』だと気づいた日

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『ガシャーン。うっせぇんだよ』 前の学校にいた元彼。 付き合っていた当初は、 クラスのみんなからも応援されていた。 それが一変した。 番号のくじ引きで席替えがあった。 隣にいる元彼。 〝もういい加減、気まずい…。〟 私は、苦しさでいっぱいだった。 授業中のペア活動も全部やってくれない。 先生が元彼が居眠りしているのを、 私に起こしてって毎回命令してくる。 授業中わからないところを 周りに聞いてるだけで物音立てて唸ってくる。 もう私の高校生活 どこいっちゃったんだろう。   そう振り返っている間に 私のくじ引きの順番が回ってきた。 〝21〟 21番。隣の26番はまだ誰かもわからない。 もう本当に、元彼のそばから離れたい、、、。 そう思っていたその時。 『いい加減、あいつの隣嫌なんだけど。』   そう言いながらドアを思いっきり開けて 廊下へ向かっていった。   彼が引いたのは26の番号だった。 もう私は学校を辞めたいと思った。 再来年には卒業できるはずなのに、 もう耐えきれないよ。 私が学校からいなくなったら きっと相手も幸せなんだろうな、、。 先生に席替えもう一回したいって いう願いも叶えてもらえなくて、、。 来週には修学旅行だって控えられていた。 でも私には限界だった。   11.21 私は、学校を退学した。   ここから私は踏み出して 新たなスタートへと切り出す。  

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