事故にあい、両親をなくして路頭に迷っていた時、私は九尾の狐である玖夜(きゅうや)と出会う。 ｢帰る場所がない？なら、私の所に来るといい｣ 行くあてのない私に、“神巫女(かみみこ)”という職をあてがい、帰る場所を与えてくれた玖夜。 そんな優しい彼の傍は心地よくてそれに甘えていた。 ･･･だけど、彼はなぜか私を好いていて私に執着しているようで･･･！？ ｢ダメだよ。私から離れては｣ 「人として、って思ってる？恋愛感情の方だから。異性として、君の事が好きなんだ」 困惑しながらも、その気持ちに心を溶かされていく。 私の運命は──あの時既に決まっていたのかもしれない。 ✼••┈┈┈••✼••┈••✼••┈••✼••┈┈┈••✼ 玖夜の神巫女として使える孤独少女 宇佐美 悠乃(うさみ ゆの) × 半妖の九尾の狐で悠乃に執着している青年 玖夜(きゅうや) ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ジャンル 恋愛 キーワード 同居、歳の差、半妖、和風

とあることがきっかけで一目惚れした年下男子。 その男子に淡い恋心を抱きながら過ごしていた時、廊下でぶつかった先輩、黒瀬 聡(くろせ さとる)に、年下男子への恋心がバレてしまう。 ｢そいつにバラされたくないなら俺の言うこと聞いてね、加藤 伊吹ちゃん♪｣ 脅されて始まった関係。 だけど、彼の思わせぶりな態度や発言になぜか惹かれていってしまう。 ｢ねぇ、陸なんて好きでいるのやめて、俺の事好きになってよ｣ 好きな人、いるはずなのに･･･。 ｢っ･･･、そういう顔されると、止まれないんですけど？｣ 彼の沼に、溺れていく── 高身長なことを気にしている女子 加藤 伊吹(かとう いぶき) × 妖艶な笑みを浮かべて脅迫してくる年上男子 黒瀬 聡(くろせ さとる)

アイドルオタクやアニメオタクなど、“オタク”と呼ばれる人間にとって当たり前のように存在する──推し。 存在しているだけで幸せな気分になれ、生きる糧になる･･･無条件で幸せになって欲しい存在。 そこにいるだけでいいと思ってた。 それなのに── ｢ねぇ、ここに泊めてくれない？｣ 推しが目の前に現れただけじゃなく、私の家に泊まらせてとお願いされて──！？ ｢凛ならいいよ。ウワサされても｣ ｢･･･だめ。欲しいなら、ちゃんと言って｣ ｢じゃあ、アイドルのNAKIじゃなくてただの奈央樹として俺を見て。１人の男として｣ 彼と関わっていくたび、アイドルとファンという関係が崩れ去ってていく── 重度の限界オタクな女子高生 小豆沢 凛(あずさわ りん) １８歳 × 人気アイドル、バイオレットフィズのNAKI 西園寺 奈央樹(さいおんじ なおき) １７歳

あの人との出会いは、些細な優しさからだった。 傷だらけで倒れている人がいたから、家へ連れて行って介抱しただけだった。 それなのに── ｢そこで、だ。君のことを浜松組から匿うために俺達の家に住まないか？｣ 近所で有名な極道の屋敷で生活することになって──！？ ｢危ねーから、前見とけ｣ ｢･･･いいから、俺の傍にいろよ｣ ｢だから──この先は言わせんなっての｣ 何故か私にだけ甘い対応をしてくる若頭に、少しずつ引かれていく── 医者志望の誰にでも優しい女子高生 白石 芽依(しらいし めい) (１７) × ぶっきらぼうで少し横暴な兵頭組若頭 兵頭 樹(ひょうどう いつき) (１９)

アイツとの出会いは、とてつもなく最悪だった。 初対面なのに罵倒（ばとう）連発、性格ひん曲がってるし、印象は超最悪。 正しく犬猿の仲……顔を合わせるたびに、口喧嘩を始めるほどあいつの事が大嫌いだった。 嫌いだった……はずなのに……。 ｢……どうせ、雑食ゴリラだから変なもの食って食あたりでもしたんだろ？ほら……あったけぇ飲み物やるから、腹、冷やすなよ｣ ｢お前みたいな野蛮人が精密機械運んでんじゃねーよ。……貸せ、運んでやるから｣ 彼なりの不器用な優しさに触れ、少しずつあいつに対する感情が変わっていく──……。 男勝りで勝ち気なボーイッシュ系女子 辻本 茉弘（つじもと まひろ） × 不器用で意地悪な性悪イケメン男子 二海 健治（ふたみ けんじ）