元令嬢。 現メイド。それが私の肩書。 ついこの間まで生まれた時からの婚約者がいた。 だけど、なんやかんやで私は令嬢という肩書がなくなり、 今はメイドとして働く身。 …はずなのだけど… 「ありあ、僕と、結婚してください！」 私はもうあなたの婚約者ではないのですが？？？今日も何故かプロポーズされます。 ※３ページ以降変更しました　2024/6/15更新

ずっと見続ける夢がある 隣に座っていたのは 多分私の好きだった人 見覚えのあるプラネタリウム 一緒にみてドキドキした 私の中で輝く"月と星" これは確か…君と私の… けれど今の私には 君が誰なのかわからない いつか思い出せるかな 君に会うために私は この場所に帰ってきたの