君に出会うまで、知らなかったんだ。 身を焦がし、声を無くすほどの強い思いを。 「やめて……僕なんかを、大事にしないで」 「断る。─大切なものを大切にして、何が悪い」 貴方の優しい手は、僕の何かを狂わせる。 ✮*｡ﾟ 今、書いている別作品に登場するある子にスポットを当てた作品になります。 あまりにも可愛い子なので、書きたくなりました。 同性ものではありませんが、キャラ上、そう見える場合もあると思います。 短編の予定ではあります。よろしくお願いします。

─それを、愛と呼ばないのならば。 .*･ﾟ　.ﾟ･*.. 黒橋沙耶(Kurohashi Saya) × 御園相馬(Misono Souma) *･ﾟ　.ﾟ･*. 『─じゃあ、俺と婚約するか』 互いの身の上は語り合わず、流れで婚約をした。 仮初の婚約者なのに、彼はずっと優しくて。 .*･ﾟ　.ﾟ･*. 以前、別のアカウントで完結させたものの集大成を、書きたかった全てを詰め込んで、幸せになって欲しいと思います。 ※前回の作品と違う部分が多々あります。 冬珈

それは、歴史に残らぬ物語 編まれた真実は闇の中 触れた温もりは、遥か先 芽生えた愛は、 ずっと永遠に。 .*･ﾟ　.ﾟ･*. 御園家の始まりの物語になります。 主に、伝記を読むような、説明口調でいきます。 平安時代を参考にしていますが、史実と異なる場合は勿論ございます。 基本的に本編で描かない部分を書いていくので、サラッと書き終える予定です。 残虐な部分はあります。(鬼の話なので……) マイルドに書きますが、苦手な方はご注意下さい。 また、人間の倫理観なんてものはありません。 よろしくお願いします。