國樹田 樹さんの作品一覧

藍に堕ちて 〜哀しき妻は、裏切りの果てに愛される〜

総文字数/83,081

恋愛(キケン・ダーク)24ページ

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『あんたを旦那から、奪ってやるーーー』 三十二歳の兼業主婦、泉藍華(いずみらんか)は結婚六年目。 けれど、もう四年も夫とセックスレスだった。 仲が悪いわけではない。ただ身体を重ねないだけ。 レスや家事の負担など多少の不満はあれど、結婚はそういうものだと諦めていた。 自分より年下の後輩が妊娠により時短勤務となっても、子供だけが夫婦ではないとも考えた。 だが残業を早めに終えて帰宅した彼女は、玄関から聞こえてくる夫の声に立ち尽くす。 内側から聞こえてくる知らない女性の甘えた声と、続く激しいリップ音。 あんなキスを夫としたのはいつだろうか……。 夫に拒否され裏切られた藍華は女としてのプライドも、抱いていた愛情さえも傷つけられ泣いた。 そんな折、同僚に誘われた彼女は徳島県へと旅行することに。 同僚に案内された染工房で出会ったのは、顔に火傷の痕がある職人、蔵色蒅(くらしきすくも)。 藍染体験がきっかけで知り合った二人は、反発し合いながらも互いの傷に触れ、惹かれ合っていく。 薄い色ならまだ、引き返せた。 けれどもう、色は濃く深くなってしまって…… セックスレス、実家の問題、義母との関係、出産、仕事……現代女性を取り巻くさまざまな難題の中、誰にも心を癒してもらえなかった女性は、ただ一人の手に堕ちる。 藍がめに布が沈むように、深く濃く染まりながら、堕ちていく――― 人は誰しも、愛されたいのだ。 これを不倫と呼ぶか、純愛と呼ぶかはあなた次第。
不器用なプロポーズ 〜冷徹社長の監禁執愛〜

総文字数/78,028

恋愛(純愛)25ページ

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「君が俺から去るなんて、許さない」 そう言って、彼は私に薬を飲ませた。 七年、彼の秘書をした。 他人に関心の無い人なのだと、そう思っていたのに――― 不器用な男が愛したのは、自分の元を去ろうとしている秘書。 彼女を放したくないが為に、彼が画策した事とは――?
雨に濡れた桜 ~能面課長と最後の恋を~

総文字数/80,616

恋愛(オフィスラブ)34ページ

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心に傷を抱えた大人達の、最後の恋。 桜の季節。 二十七歳のお局OL、白沢茜(しろさわあかね)は いつも面倒な仕事を回してくる「能面課長」本庄(ほんじょう)に頭を悩ませていた。 休憩時間のベルが鳴ると決まって呼び止められ、雑用を言いつけられるのである。 そして誰も居なくなった食堂で、離れた席に座る本庄と食事する事になるのだ。 けれどある日、その本庄課長と苦手な地下倉庫で二人きりになってしまう。 そして能面と呼ばれるほど表情の無い彼の意外な一面を知ることに。 次の日にはまさかの食事に誘われて―――? 無表情な顔の裏に隠されていた優しさと激情に、茜は癒やされ絆され、翻弄されていく。
俺様上司はお隣さん?

総文字数/24,350

恋愛(純愛)5ページ

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「修正しろ。今日中に全部だ。出来るまで帰るな!」 「わ・か・り・ま・し・たっっ!」 上司に残業を言い渡された主人公 藤宮亜紀(ふじみやあき)。 クタクタになって自宅アパートに帰りついたはずが、 なぜか残業を指定した張本人・的場(まとば)課長とばったり鉢合わせてしまい―――!?
10 sweet wedding

総文字数/7,918

恋愛(純愛)1ページ

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『十年後もお互い独身だったら、結婚しよう』 そんな、どこかのドラマで見た様な約束をした私達。 けれど十年後の今日、私は彼の妻になった。 ……そんな二人の、式後のお話。
限界OLと守衛さんの秘密

総文字数/14,671

恋愛(純愛)1ページ

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限界OL、沢城律(さわしろりつ)は今日も今日とてお局のせいで残業していた。 時間は深夜。 疲労は最早限界に達している。 けれどひとつだけ―――律には深夜残業でたったひとつ、楽しみがあった。
遠回りの恋の行方は

総文字数/7,694

恋愛(純愛)1ページ

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二年付き合った人に別れを告げた。 告白されたからという理由だけで付き合える様な、そんな女だった筈なのに、いつの間にか胸には想う人が居て。 「お前、別れたんだって?」 かつての恋人と別れてから一週間後。 残業上がりのオフィスでそう声をかけてきたのは、私が決して想いを告げる事の無い、近くて遠い、上司だった。
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婚約者と別れ、支店へと異動願いを出した千尋。 しかし三か月が経った今、本社から応援として出向してきたのは――― 別れたはずの、婚約者だった。
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