プロフィール

*桜花*
【会員番号】1375826
設定や伏線を考えるのが好きなだけの素人が、生まれて初めて、小説(らしきもの)を書いてみました。
頭の中では仕上がっている物語を、なんとか表に出してみたかったのです。
拙い文章、設定の甘さなどあるかもしれませんが、どうぞご容赦ください。

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いつか、桜の季節に 出逢えたら

総文字数/74,075

恋愛(純愛)66ページ

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事故のあと、目を覚ました私は“橘絵梨花”として生きていた。 でも、どうしても思い出せないことがたくさんあった。 家族との距離。胸の奥に残る痛み。そして、義兄・紫苑への複雑な気持ち――。 絵梨花の残した非公開ブログ、過去の記憶、家族の言動から、少しずつ分かってきた。 絵梨花は、家族を傷つけたまま死んでしまったんだ。 両親に冷たくして、紫苑への想いを閉じ込めたまま。 後悔だけを残して。 でも、私は絵梨花じゃない。 妖怪・猫又が告げた真実――私の魂は、未来からこの体に来た“別の人間”。 この体の時間は、あと三か月。魂が抜ければ、絵梨花は本当に死ぬ。 だったらせめて、この時間の中で絵梨花の願いを叶えたい。 もう一度、家族と笑い合って。 絵梨花が望んだ“幸せ”を取り戻したい。 ……そう思っていたのに。 いつの間にか、私は紫苑を好きになっていた。 絵梨花としてではなく、“私”として。 ――この恋に、未来はない。 それでも、心が彼を求めてしまう。 好きにならなければよかった、なんて言えない。 だって、あなたに恋したこの時間が、私の全部だから。 切なくて、あたたかい奇跡のラブストーリー。 限られた時間の中で紡がれる、二人の恋の行方。 2025.10.10、大幅に加筆修正しました。話数増、1ページの文字数調整、シチュエーション変更など。 運命的な恋物語、いかがですか? 読者様の初見予想を、良い意味で裏切ります。 *日付や出来事は、現実世界とリンクしています。

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