宮谷りくさんの作品一覧

滾る恋情の檻

総文字数/24,599

恋愛(純愛)42ページ

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高校1年生の七瀬美子(ななせ みこ)は、二つ年上の兄の友人・結城遥(ゆうき はるか)に一目惚れし、ひそかに恋心を抱いていた。 優しく穏やかで、どこか遠く感じる彼に、想いを打ち明けることはできず、胸の奥にしまい込む毎日。 けれど、たった一度のリビングでのキスが、美子を、遥への恋情の檻に閉じ込めた。 先輩にはすでに彼女がいる――それでも、あきらめられない。 SNSに投稿される先輩の写真をこっそりチェックし、笑顔や仕草に胸を焦がしながら、彼の生活を覗き見てしまう美子。 誰かと付き合い、キスもその先も経験しても、先輩のことを想う気持ちは消えない――。 忘れたいのに、忘れられない。 胸を焦がす一目惚れ、抑えきれない嫉妬、そして執着。 これは、狂おしい恋情――誰にも理解されない、秘めた想いの物語。
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「泣いていいよ、俺が全部受け止めるから」 婚約者の裏切りで崩れた日常。 その隙間に入り込んできたのは、年下でクールな“会社の後輩”。 けれど彼は、もう、ただの後輩なんかじゃない。 身体から始まった関係の裏で、彼が隠していた本当の顔とは? じれ甘オフィスラブ。
毒舌男子の愛は甘い。

総文字数/64,420

恋愛(純愛)87ページ

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「……アンタってさ、典型的にダメ男に好かれるタイプだよね」 合コンで、初対面の毒舌男子・水野凪(みずの なぎ)に言われたその一言。 図星すぎて、悔しいのに、反論できなかった。 恋をするとすぐ尽くしてしまう。 優しくされると、信じたくなってしまう。 そのたびに、ダメ男を引き寄せて、傷ついてきた、藤宮梓(ふじみや あずさ)。 そんな梓の前に現れたのは、無愛想で不器用、だけどなぜか本気で心配してくれる彼だった。 「ほっとけないんだよ、アンタのこと。なんか知らないけど」 口は悪いのに、ふとした優しさが沁みる。 心の奥に踏み込まれていくたびに、梓の中で、なにかが変わっていく。 これは、本当の恋の形を知っていく、不器用なふたりのお話。
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