あるところに一人の少女がおりました。 小さい頃からずっと一人で生きてきた少女は、その生い立ちからかとても芯が強く、剣の腕も相当なものでした。 お金はありませんでしたが剣の腕が認められ、王国一の騎士育成の為の学園に特待生として入学することが出来た少女は、そこで一人の少年と出会います。 何とその少年はこの国の王子様だったのです。 学園生活を共に過ごし、信頼関係を築き上げた二人は、共にこの国を導いていこうと手を取り合い、少年は少女にプロポーズをしました。 こうして少女はこの国のお妃様として迎えられ、二人は末長く幸せに暮らしたのです。 めでたしめでたし。 『って伝わってるらしいよ？』 『………はぁ？』 めでたしめでたしじゃねぇっつーの！！

恋をすると人は色んな色を放つ。 私が恋をしたら… どんな色になるんだろう。 キミは何色？