傷つく事を恐れた僕は いつの間にか逃げ出してた。 僕は男の子 でも 戦争は知らない 恋愛と友情の短編物語 老人教師

遠距離恋愛なんて大した事じゃないと思ってた… いつも傍に在る空気のような存在 それが一番大切だって事に気付いたのは 君の涙が作り笑顔に変わった時 発車のベルが近付く こらえきれなくて抱き着く君は 枯れそうな声でつぶやく 『せめてあと５分だけ…このままでいて』 空が暁に染まる頃 もう一度二人は抱き合う 震える肩が凛としたホームに響く… 〜夢見る男と待つ女 そんな二人の純粋な遠距離ラブストーリー 〜