深瀬リタさんの作品一覧

忘却の彼方

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世界が回っていた。 私を置いて、君を手放して。 手を伸ばしても触れられない。 そんな何かがこぼれ落ちて溜まっていく。 溢れ出したらどうなるのか。 誰も知らないその先を、人は天国とも地獄とも名付けるらしい。 目を瞑れば現実と幻想が混じりあっていたし、それはこれからもずっと私を飲み込むんだと思っていた。 解放されることはないんだと思っていた。 忘れることはない。 決して。 「忘却の彼方」
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