今日はお兄さんのペッカの誕生日です。 「お兄ちゃんにおいしいケーキをつくってあげたい」 妹ロコは森に入っていきます。

美しい塔の立つ町に住むレムはお母さんと二人暮し。 夏休みのある日、レムは友達といっしょに、魔物が住んでいるからと大人たちが近づくことを禁じてきた、郊外にある丘の家に行くことにする。 　 ３０年前、その家には、小さな男の子と不気味な大男が住みついていた。同じ頃、町では子供達が次々といなくなるという事件が・・・ 森に入ったレム達は、昔と少しも変わらぬ姿の男の子と出会うのだった・・・ 子供たちの目に映る不思議な世界を通して伝わるメッセージは、ぜひ大人に読んで欲しい作品です。